瞳ゆゆ氏(元宝塚歌劇団花組スター)× ザナビジョン株式会社代表取締役 特別対談
未来の舞台を夢見る就活生、転職、再就職活動をされている方へ送るメッセージ
はじめまして。本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
はじめまして。今日は、よろしくお願いいたします。
瞳さんはコーヒーがお好きということで、コーヒーをお持ちしました(笑)
お口に合うかはわかりませんが、私のお気に入りのコーヒーです。父が味にうるさいコーヒー好きでしてね。父も気に入っております。
瞳さんも朝、昼、晩欠かせないくらいのコーヒー好きだとお聞きしまして(笑)

そうなんです。家にコーヒーメーカーもあって、朝起きたら、一番はじめにスイッチを入れます(笑)
小学校のときから、朝ごはんに必ず母が、ミルクたっぷりのカフェオレをいれてくれていたので、コーヒー好きはそこからですね。コーヒー歴20年です!
そうなんですね! おいしいコーヒーなので是非、毎朝楽しんでいただければと思います。
ところで、瞳さんは、古式ゆかしき宝塚の花組スターとしてご活躍されたということで、周りから見ると華々しいご経歴としてうつるかと思います。
実はですね、恥ずかしながら私自身、今夏にミュージカル作品の初観劇をしたんですね。それもすべて子どもたちが演じる舞台です。初観劇で感激しましてね。ストーリーは歴史と戦争、人間が本来もっている宿命と、家族のあたたかさ、運命と再会といったシンボリックなテーマがちりばめられていたんですが、観ていて自然と涙が出てしまいました。
感動には嘘が付いてこないんですね。舞台に立つ子どもたち、ひとりひとりも「魅せ場」のある演目でしたが、観劇する側としては、とても楽しめました。逆に、舞台に立つ側の立場としては、いろいろと学びの連続がおありかと思っておるのですが、瞳さんはどうして、宝塚を目指されたのでしょうか。
私も、もともと劇団四季が好きで、母と観に行ったのですが、小学校6年生のときに、地元福岡に宝塚が全国ツアーで来て、初めて観たんです。

その時の演目が「風と共に去りぬ」でした。男役さんの格好良さと、舞台の華やかさに圧倒されて・・・。
その頃、まだバレエも声楽も何も習っていなかったのですが、「私、絶対ここに入る!」って思いました。私、本当は男役になりたかったんです(笑)
それは、すごいですね。「絶対に入る」ですか。勉強になります。
私も人生はひとつ舞台、公演に似ているのではないかと思っています。一度きりではなくて、なんども続いていく公演です。一人だけではどうしても生きてはいけないし、舞台には立てない。周りがあってこそ、活かされていると。しかし逆にそれに甘んじて周囲に依存をしてしまったら、周囲も自分も活かされないのかと。
また人それぞれに、個人としての試練もいろいろとあると思っています。瞳さんのこれまでの一番の試練はなんだったんでしょうか?
宝塚って、とても厳しいイメージがあると思うのですが、縦が厳しい分、同期がすごく仲が良くて、家族みたいです。私は同期の中では一番年下なので、お姉さんたちについて行っていました(笑) だけど、舞台ではそうはいきませんよね(笑)
舞台での試練は沢山ありましたが、一番の試練は自分のイメージを変えることでした。私、下級生の頃は子役からやっていたので、上級生になっても若いイメージ(役)しか回ってこなくて、すごく悩んだ時期もありました。外見からまず大人っぽくしたりして(笑) 少しずつイメージを変えました。5年かかりましたが・・・。
ご自身のイメージを変えるのにも相当な時間と訓練をされてきたのですね。

特に学生さんのように若い方には多かれ少なかれ大きな「夢」があると思っています。私もまだ若いので(笑)もちろんそれがあります。ただあまりにも夢だけを見すぎ、目先ばかりに囚われすぎてしまうと、人は死んでしまうと思っています。
私の「夢」は「一よし、人よし、三方よし」。これだけです。これは当社の企業理念で、ひとつでもよいこと、人によいこと、そして周り、つまり社会にとってもよいことを実践して、厳しいなかではありますが、一企業として存続してゆきたいと思っています。
瞳さんのこれからの夢、お聞かせください。
私は宝塚を卒業して、今は司会業をしています。次は気象予報士になりたくて、勉強の日々です。やはり簡単にはなれるものではないので、時々くじけそうになりますが、「あおいくま」で頑張っています。
「あ」せるな、「お」こるな、「い」ばるな、「く」さるな、「ま」けるな
いつも部屋の見えるところに貼って、気を引き締めています。あと、どんな時でも上機嫌でいることを心がけています。
目下、ご承知のとおりこの社会経済情勢です。今は博士卒でも、いわばオーバードクターな方もいらっしゃいます。せっかくの輝くダイヤモンドの原石があちらこちらに埋もれているという状況です。
稽古はしてきても、社会のスタート、舞台の袖にも立てないと。稽古をしてそこからまた目標を立て、学んでいくにしても、舞台がない。パイの奪い合いというよりも、パイ自体が減少している。ステージが足りないんですね。世界に目を向ければ、社会の細かな事象が見えないところで密接に絡み合って、どんどんカオス化してきています。
ただ私としては、それを傍観しているだけではなく、一企業、一個人であってもやはり目的をつくってそれを達成するためにまず動き、ひとつひとつ目標をクリアしていかなければ始まらないと思っております。「軸」はぶらさない。
厳しい稽古に対し、瞳さんを支えてきた「軸」というもの、お考えは何だったのでしょうか?
私、頑固なんですよ(笑) いつも「私らしく」・・・って言葉を使っているのですが・・・。
自分というものをしっかり持っていないとつらい職業ですよね。上級生の方、先生方、お客様と沢山の方からアドバイスを頂ける良さもあり、耳を傾けすぎると自分らしさがなくなってしまう。
私の軸は「自分らしさ」。そして、先ほども言いましたが、「いつも上機嫌でいる」ことです。
そうなんですね。心は顔に出てしまいますから、私も心だけはいつも楽しめるようにしています。

ところで、当社はITを軸に映像とプロモーションという付加価値を通して売り手、買い手、そしてそれを支えるモデルさんたちが晴れる撮影代行業務の黒子役に徹したいと思っておるんです。また企業理念に基づく事業の一環として、証明写真撮影・プリントサービスも展開しておりますが、学生さんのひとりひとりの価値観、置かれた状況も人それぞれです。
私も学生時代は写真代だけでも捻出に苦慮しました。親の所得層によっても違いますが、今の学生さんのだいたいのお財布の中身は承知しております。
そこで、当社としてできる映像とIT分野で、少しでも応援できればと思っているんですね。証明写真は、なによりもまず「姿勢」が大切なんです。
最後に、瞳さんから、就職活動をしている学生さん、もしくは転職活動、再就職活動をされている方々に、恐れ入りますが、どうか心からのメッセージ、そして生きる「姿勢」について応援のメッセージをお願いいたします。
心の中が「姿勢」に現れます。自信がないと背中が丸くなってしまったり、目がくもってしまったり・・・。
私も、そういうときもありました。まず鏡の前に立ってみて下さい! そして笑って下さい。あなたの一番輝いている姿を望めば、きっと夢に近づけます! 応援しています!
本日は貴重なお話どうもありがとうございました。
女優。宝塚歌劇団花組の元娘役。福岡県行橋市出身。
ザナビジョン株式会社代表取締役。早稲田大学卒。愛知県岡崎市出身。
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